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空家について

親の住んでいる実家、これからどうなる?

親が認知症などで施設に入ってしまうと実家が空き家になってしまうことがあります。
空き家が原因で他人に損害を与えた場合、所有者は責任を負うことになります。

また、近年では空き家であることをいいことに、敷地に死体を遺棄されていたり、大麻を栽培するような犯罪が行われていた例もあります。
このような空き家問題は親の介護から徐々に問題が表面化していきます。

実際に空き家を所有している人の56%は相続が原因で取得

その所有者の約4分の1が家まで電車や車を利用しても1時間以上かかる地域に住んでいると言われています。

こういった空き家を放置していると現在では「空き家対策特別措置法」により行政から「特定空き家」と指定され、その後勧告を受けると土地にかかる固定資産税の優遇措置が適用されなくなり、これまでの6倍程度の固定資産税がかかってしまうことになります。

また、国土交通省は「立地適正化計画」を打ち出し、将来の人口減少に伴い街をコンパクトに集約することで地域の生活環境の充実、財政面や経営面からの持続可能な都市経営を計画しています。

 これは逆に言うと交通網が十分ではない地域や空き家などが増えだした地域は更にどんどん不便になってしまうとういうことになっていき、より交通網が充実しているような地域に色々な施設、病院や行政サービス等の施設も備え生活が充実していくということも言えます。

 こういった地方自治体の都市計画の中でどんどん不便になっていく地域がどこなのかはこれからのその地域の状況によりますが、場合によっては自分の実家がそういった地域になっていく可能性もあります。

気持ちの面では自分の育った家を残しておきたい、私が死んだら処分していいからという方もいらっしゃるかとは思いますが、それは難しい問題をさらに難しくしてしまい、配偶者や子ども、未来へ問題を残してしまうことになってしまいます。

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