サイトリニューアル中

おひとりさまの老後、豊かに過ごすには その1 ~老後の生活費と年金~

おひとりさまは配偶者や家族などに拘束されることなく、自分の時間を有効に利用し趣味や人間関係などを豊かに形成していくことができる生き方だと思います。自らの行動などを自らの責任で行うという非常に立派な生き方です。

一般的な老後の収入と生活費は?

 それぞれ様々な人生を送るなかで、老後はどの程度の資産があれば豊かな生活をしていくことができるのか確認してみましょう。。

年金はどの程度もらえそう?

 日本の年金制度は基本的に夫婦世帯を基準としている為、単身世帯への給付額はどうしても低くなってしまいます。年金の受給において平均的なモデルとして紹介されているのは、「夫は月に40万円程度の収入があり、妻は専業主婦の場合」です。この場合、夫の厚生年金は約15万円程度、妻の国民年金が6万円程度月に約21万円程度の年金を受け取ることができると想定されています。これに夫が企業年金を受け取ることが出来る場合は夫のみでも月額20万円を超えることもあります。

じゃあ老後の生活費はどのくらい?

 それに対して総務省の調べによると月々に必要となる生活費は夫婦の場合は約27万円程度、これに対して単身者の生活費は約16万円程度という金額がでています。この数字から、夫婦世帯の生活費は一人当たりにしてみると生活費は13万円程度と単身者よりも3万円程度低くなるということになります。なにかと共有する分、一人当たりで計算すると低くなるということになりますね。

 仮にモデルケース通りの夫婦世帯が年金で生活すると、夫婦世帯が月々に預貯金から持ち出すお金は月に5~6万円となります。これが1年だと60万円、これを定年退職する60歳から男性の平均寿命である80歳までの20年間とすると必要なお金は1200万円程度必要になります。さらに正確には年金が支給される65歳までの5年間は無収入となるのでその期間の生活費の合計である1320万円程度を合計すると80歳までに年金とは別に2520万円程度の貯蓄が必要になります。

ではおひとりさまの場合は?

ではおひとりさまの老後に必要な資金はどの程度でしょうか。
次回はおひとりさまの年金や生活費についてみていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!