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認知症カフェで教えていただいたこと

先日、介護施設の方から老後の人生において、非常に重要なことを教えて頂けました。
それは「きょういく」と「きょうよう」とのことです。

今日、行くところがある。

今日、用がある。

この二つがとても大事だと仰っていました。

どうしてこのことがとても大事なのか

趣味でも仕事でも、なんでも構いません。
行くところがあれば、外出のために天候や気温のことを考えることにつながり、用事があれば予め計画を立てたりと、色々と頭と体を使うことにつながります。
そして誰かと会うことにより会話がうまれ、社会との接点がより多くなります。

人は人と接することにより脳が活発になり、健康寿命に良い影響を及ぼすとのことでした。

言われてみると‥

確かに言われてみれば、商店街で駄菓子屋さんをされていたご夫婦に年齢を知らされたときは、びっくりしたのを覚えています。
急いでいるときは小走りでレジと陳列棚を往復し、立ち姿は背筋がのびてとてもきれいなのですが、ご夫婦ともに70歳をこえておられ、まだまだ現役といった感じでした。

個人的な感想なのですが、高齢になっても自営業や会社の役員でお勤めされている方は若々しく感じるように思います。
毎日目的をもって行動し、業務について常に考え、人と話す機会が多いので、自然と「きょういく」「きょうよう」が満たされているからではないでしょうか?

リタイアすると老け込んでしまう?

では会社をリタイアされた方は、皆老け込んでしまうのかというと、一概にそうではありません。
定年退職後も近くの公民館等で、定期的に将棋や麻雀の指導を行われている方は、なんと80歳をこえても年齢を感じさせない立ち振る舞いをされておられました。

趣味やボランティアなどでの接点が大事

この様に趣味をいかし、自ら社会との接点を積極的に作っていくことで、自らの健康を維持できているというも、決して珍しいケースではないと思います。
あとは地域のボランティア団体に参加してみるのも一つかもしれません。
社会貢献という側面もありますが、仲間と一緒に色々活動するというのは、年齢に関係なく面白いものです。

ついこの間、私も気の合う職場の仲間と京都に行く機会があったのですが、歴史ある町並みを歩くだけでもいい運動になりました。

どうか皆様も「きょういく」「きょうよう」を意識されては如何でしょうか?

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